約2ヶ月前、防災用に大容量のポータブル電源・エコフロー・EFDELTA(イーエフデルタ)を購入しました。
(前回までの記事は、こちらになります↓)
その際、一緒にソーラーパネル・110Wも買っていました。
このところ晴天続きだったので、使ってみることにしました。
ソーラーパネル・110Wの仕様と充電方法
規格
- 寸法:51.4㎝×158㎝×2㎝(折り畳んだ時のサイズ:51.4㎝×42㎝)
- 定格出力:110W(+/−5W)
- 重量:4kg
- 収納ケース兼用のパネルスタンド付き
- 充電時間の目安:11.5時間〜(EFDELTA1300の場合。ポータブル電源の型によって異なります。また、天候や日光を遮るものの有無などで、かなり変わります)
- 別売の二股ケーブルを使用してパネルを数枚連結して充電すると、充電時間が短縮できます(パネルの別途購入が必要ですが)。
- 防水・防塵性あり
充電方法
- パネルを広げて付属クリップでパネルスタンドに繋ぎ、太陽に対して直角になるように角度を調節します。
- 付属ケーブルの二口側をパネルに接続し、反対側をエコフローの側面に接続します。
- エコフローの電源を入れて充電を始めます。
団地のベランダでソーラー充電する時の注意点
私は団地に住んでいます。
ベランダは南向きなのですが、庇の奥行きがかなりあります。
そして、約半分が柵ではなくコンクリート。
その上、柵側には洗濯物と野菜の鉢植えがぎっしりあります…。
これまで、ソーラーライトや腕時計の充電は、ベランダ内だとうまくいかず、柵の上に設置することが多かったです。
エコフローのソーラーパネルは発電効率が高いとレビューにあったし、停電が何日も続いた場合に備えて買ったのですが…果たして、うまくいくでしょうか。
ソーラー充電してみた結果
- ソーラー充電は、3日間しました。
- 時間帯は、午前10時前後〜午後3時前後です。冬場、うちのベランダに日が当たるのも、だいたい同じ時間帯です。
- ケーブルが届いたので、エコフロー本体は室内に置きました(ホコリがつきやすいので)
1日目:手前に洗濯物があると…充電量はたった1%に
1日目は晴れでしたが、ソーラーパネルの手前に洗濯物を干したまま充電した結果、夕方取り込んだ時点で1%(開始時69%→終了時70%)しか充電されていませんでした。
手前に日光を遮るものがあると、やっぱり良くなかったようです。
そんな状態で充電した理由
- ソーラーパネルの横幅が158㎝あるので、幅51.4㎝のバッグに角度をつけて立てかけるのは、バランスを取るのが難しかったです。なので、日当たりが良くてぐらつかない場所〜窓際か、エアコン室外機の上か、物干し竿2本の上〜で迷って、結局、設置が一番楽な窓際にしました。
- 手前の洗濯物をどけようかと思いましたが、停電した時は乾燥機が使いにくくなるから、やっぱり外干しになるだろうと思いました。なので、非常時と(多分)同条件ということで、そのままにしました。
2日目:設置場所を変更したら、曇りでも充電量11%に
2日目からエアコン室外機の上に設置するようにし、パネル前に洗濯物がかからないようにしました。
落下防止用に壁面のフックに紐で繋ぎました。
曇りがちだったものの、充電量は11%(開始時70%→終了時81%)に上がりました。
3日目:快晴で充電量が15%にアップ
3日目もエアコン室外機の上にパネルを設置して充電しました。
この日は快晴で、夕方取り込んだ時点で充電量は15%(開始時81%→終了時96%)でした。
まとめ
使用感
- EFDELTAの満充電までの目安は、11.5時間〜でした。一日5〜7時間程度充電できるとして、2日間〜。3日間で27%の充電量は、冬であることや、ベランダの設置条件が良くなかった事を考えると、まあまあの結果かなと思いました。
- さらに充電量を増やすには、冬場は物干し竿を利用するか、柵に設置するか(落下させると危険ですが)でしょうか。夏は太陽が高いので、床に直置きにしようかと思っています。
- ケーブルの着脱は、私はかなり手間取りました。二口側のツメが、固いです。
継ぎ足し充電の注意点
3日間とも、エコフロー本体に充電残量が結構ある状態で「継ぎ足し充電」しました。
継ぎ足し充電を繰り返すと、バッテリーの寿命を早めると言われています。
エコフローの場合、残量20%くらいで充電するのが良いようです。
今回は、あちこちで天災が続いていたため残量を大幅に減らすのが不安になり、かなり多く残した状態で継ぎ足し充電してしまいました。
パススルー(充電しながら給電)使用の注意点
エコフローは、パススルー使用可能とエコフローのサイトに記載がありました。
ただ、注意点として
- 充電電力より出力電力が小さくなくてはならない
- バッテリーの消耗が大きくなる場合があるので、頻繁にパススルー使用しないように
とありました。
補足:車からの充電&給電機能がある車
車からの充電
うちは現在、車を持っていません。
なので、試していないのですが、エコフローには車載シガーソケット充電ケーブルが付属していて、車からの充電が可能です。
車のエンジンが始動した後に、ポータブル電源を接続します。
ただ、「長時間シガーソケットで充電しないように」と注意書きがエコフローのサイトにありました。
給電機能がある車
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)の中には、給電機能を備えているものがあるそうです。
給電機能は、今のところ日本のメーカーの車に多いようです。
各メーカーの車種によって、給電機能の有無や性能、別売の給電器の要否などが異なります。「車の給電機能」「車で給電」などの言葉で検索すると、対応車種などを調べることができます。
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夏のソーラー充電の記事はこちらです↓
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長くなりましたが、お読みいただき、ありがとうございました。