
ずいぶん日にちが経ってしまいましたが、「メラノーマ(悪性黒色腫)の記録(5)」の続きです。
手術後の数日間について書いています。
手術後の装具や支援用具

意識がはっきりしたのは、夜になってからでした。
手術した足は、膝下に装具がはめられ、太腿に包帯が巻かれていました。
踵の下には足枕、膝下には折りたたんだタオルが挟んでありました。
反対の足には、血栓予防用のフットポンプがつけられていました。
抗生物質の飲み薬が処方されていました。
痛み止めの点滴の効果で痛みはあまり感じませんでしたが、吐き気がしました。
夫からのメールで、手術が予定より長時間だったこと、移植用の皮膚をお尻からではなく太腿から採ったことを知りました。
太腿の方が自分で手当てしやすいので、良かったような気がしました。
手術翌日
朝から普通の病院食が出ましたが、吐き気が続いていたので食べませんでした。
お昼に清拭して、手術着とT字帯からパジャマとショーツ着替えることになりました。
尿道カテーテルとフットポンプが外され、トイレには車椅子で行くことになりました。
念の為に用意したおむつを使わずに済み、ホッとしました。

ただ、洗面、トイレ、面会…どれもナースコールを押して看護師さんに連れて行ってもらい、終わったらまたナースコールを押して連れて帰ってもらいます。
車椅子、洗面所、車椅子ごと入れるユニバーサルトイレは共有なので、順番待ちになることが結構ありました。
回診の時間も不規則なので、いつもタイミングで悩みました。
手術翌々日
鎮痛剤の点滴の種類が変更され、ようやく吐き気が治りました。
軟膏(プロスタンディン軟膏0.003%とゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%を混ぜたもの)を処方されました。
包帯交換がありましたが、自分で傷を見ることなく終わりました。
相変わらず、あまり強い痛みを感じません。
病院食について
病院食というと、薄味で量が多い印象がありましたが、今回は定食屋さんのような食べやすい味付けで、量もほどほどに感じました。

量が少なめなのは、歳を取ったし動けないので、設定カロリーが低いのかもしれません。
1日1600kcalでした。
お茶は毎食ついてきましたが、水は出ないので、コンビニか自販機で買っていました。
私は歩けないので、手術前に多めに買って冷蔵庫や枕元に置いていました。
病院によっては、デイルームなどに冷水機があることもあるようです。

昼食にラーメンや丼物が出ることもあり、全体に夕食よりボリュームがある感じでした。

これは家でも参考にした方が健康に良いかもと思いましたが、いまだに実践していません…。
選択メニューや、時々ちらし寿司や茶碗蒸しなど手間がかかるものが出ることもあり、工夫されてるなあ…と感じました。
入院生活・あればよかったもの
手術後は踵を足枕に上げておくように言われていたので、仰向けになっている時間が長かったです。
この姿勢でスマホ操作や読書は、腕が疲れて長続きしませんでした…。

スマホスタンドやブックスタンドがあれば良かったかも、と思いましたが、操作する時には不便でしょうか。
あと、遠近両用メガネは仰向けで使うと位置合わせが難しく、あまり役に立ちませんでした。
また、ボールペンは仰向けで使い続けると、インクが出にくくなるのがわかりました…下を向けてしばらく落書きすると直りますが…。
感じたこと
この時期は痛みが少なく、まだ傷痕を見ることもなかったので、穏やかな日々でした。
お知らせ
2025年8月8日(金)に行われた希少がんセミナー「皮膚の悪性黒色腫(メラノーマ)の早期発見・早期治療」の動画が視聴できるようになりました。
また、2025年11月21日(金)18時30分(18時開場)〜20時00分に、国立がん研究センター主催の希少がんセミナーが行われます。
今回のテーマは、「頭頸部に発生する粘膜悪性黒色腫(メラノーマ)治療」です。
参加費無料、定員500名です。
こちら↓で申し込むと、Zoomウェビナーでリアルタイムで視聴できます。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_YioWZAgfRhKTCrPa13VjIQ
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更新が遅れていますが、術後1年の検診結果は異常なしでした。
いきなり冬になりましたが、どうぞお身体にお気をつけください。
