「なんちゃって永田農法」でベランダ菜園をしています。
少し前に、ジャガイモを植えました。
ジャガイモを植えるのは10数年ぶりで、今回が2回目です。
初回はベランダ園芸を始めたばかりでした。園芸記事などを参考にして「袋栽培」をしました。園芸用土の大袋や通気性の良い大袋に土を入れてジャガイモを植える、という方法です。深さのある大きいプランターを買うと、土をリサイクル処理する時に困りそうで、悩んでいました。袋だと切って取り出すことができるので、いいような気がしていました。
成長中は茎葉の繁茂がものすごく、期待していたのですが…収穫は、ミディトマト大のもの数個に終わりました。当時住んでいた部屋のベランダが日当たりが良くなかったこと、永田農法でもともと野菜が小さめになること、日向土の粒が大きめな上に袋だったので不安定…などなどが原因だったのかもしれません。そして…収穫が少なくても茎葉と土は多く…後処理は、かなり大変でした。懲りて、以後ジャガイモは植えませんでした。
でも、今住んでいる部屋は日当たりが良く、根菜も普通サイズに近いものが採れることが結構あります。
迷いましたが、試しに植えてみることにしました。
種芋は、「タワラヨーデル」という品種にしました。小さめです。30〜40g程度の種芋なら、切らずにそのまま植えてもいいそうなので、小さめの品種を探して決めました。品種の説明には、「ソウカ病に強く、初心者や家庭菜園向き」、「栗のような甘さとほくほくした食感」とありました。俵に形が似ているから「タワラヨーデル」なのかと思っていましたが、後で調べたら、長崎の今は亡きジャガイモ育種家・俵正彦さんが育種した品種でした。マスクを被った顔のように見える「グラウンドペチカ(別名デストロイヤー)」も、俵さんが作った品種だそうです。
種芋の上に、8㎝ほど土を被せました。
植えた鉢は、幅も高さも30㎝弱です。しかも、底のほうが狭いです。試しなので、うちにある鉢を使ったのですが…ジャガイモには小さいなと思います。少し不安です。
植えた数日後は雷雨になり、鉢を移動しました。こういう時には、鉢植えだと便利だなと思いました。