越冬した葉物野菜が変身
「なんちゃって永田農法」で、ベランダ菜園をしています。万年初心者です。
前回から、ずいぶん間が開いてしまいました。
秋に種まきして防虫ネットを被せた野菜達。
イモムシやナメクジに大きく食害されることがなくなったので、順調に成長していました。
その後、冬になり、虫はあまり見かけなくなったのですが、保温効果があるかもと期待して、防虫ネットはかけっぱなしにしました。
その結果、全て枯れずに越冬したのですが…葉物野菜は、変身してしまいました。
これ、ミニ白菜です↓。
タンポポみたいに、地面近くで広がってしまいました。
春菊なんか、タンポポにそっくりですね↓。
この姿、冬にミツバで見たことがありました。
「ロゼット」という現象だそうです。
寒さ対策として、茎の成長に回すエネルギーをカットしたり、葉を地面近くに広げて地面の熱を利用し、効率良く光合成しているのだとか。
賢い野菜達…でも、ちょっと困りました。
小さいまま越冬した葉物野菜・収穫した方がいいのかどうか?
私は、永田農法で野菜を栽培しています。
土のリサイクルが普通の栽培方法に比べて簡単なので、ベランダ園芸に向いているのですが、生育期間が長く、小さめの野菜になります。
例えば、「1ヶ月で収穫」と種袋に書いてある小松菜で、収穫まで数ヶ月かかったりします。
なので、ロゼット化した小さい野菜は、もう収穫した方がいいのか、春まで置いておけば成長するのか、分からずに悩みました。
ちなみに、ミツバなどの多年草は、春になるとまた成長するのですが。
越冬した葉物野菜には、1年草や2年草が結構ありました。
春が近づき、葉物野菜がさらに残念な変身を…
どうしものか…と迷っている間に年を越し…。
積雪もあり、例年より寒い冬だと感じた日々の後、少し春っぽくなってきました。
ふと見ると、チンゲンサイが成長し始めたように見えたのですが…。
残念、花芽がついてしまいました↓。
「トウ立ち」という現象みたいです。
あきらめて、収穫しました↓。
固くなった茎を除けば、茹でて食べることができました。
根菜は、順調でした↓。
収穫後の土のリサイクル
収穫した後は、土のリサイクル処理をしています。
土を数日水に浸けてから、乾くまで天日干しします。
洗濯物同様、冬は乾きにくいので、なるべくしないで済むようにしたかったのですが…。
防虫ネット・秋〜冬に使用しての感想
- 汚れは水洗いしたら落ちたので、春まき野菜に再利用することにしました。ただ、雑に洗ったためか、シワがたくさんできたので、コンテナに被せにくいかも…。
- 大きめの虫は防いでくれましたが、これからの季節に増えてくるアブラムシなんかをどの程度防いでくれるのかは、まだわかりません。
- ネットをかけたまま水やりできました。
- ハサミで切れますが、ほつれ糸が結構出ます。
- ゴワゴワした材質で、不織布よりカバーとしては着脱しにくいです。ただ、不織布より蒸れにくいのは良かったです。
- 冬の保温効果は、それほど高くないようです。
おわりに
たくさん植えすぎたね
うん…去年の秋は野菜が高かったから、食費節約にと思ったんだけど。ちょっと反省したよ…
ところで、これは?
春まき用の種。寒波とか原油高とかコロナの影響で、高値になるかもしれないし…。あと、ジャガイモも植えたいな…
…あまり反省してないね…
ご覧いただき、ありがとうございました。