今年は準備で、もう失敗
梅干し作り、万年初心者です。
今年は材料購入のところで、もう失敗しました。
失敗したもの、それは「焼酎」でした…。
アラ還の私ですが、子供の頃を思い出してみても、梅干しは「買うもの」でした。
でも、なんとなく保存食を作ってみたくなり、15年ほど前から梅干しを作るようになりました。
最初の頃は、失敗が少ないという塩分18〜20%で作っていたのですが。
市販の「調味梅干し」に慣れてしまっていたからか、塩辛さにめげてしまい。
ここ10年くらいは、塩分13%、糖分(きび砂糖)6.5%、焼酎不使用の袋漬けレシピで作っていました。
食べやすい味の梅干しができます。
なのですが、このレシピで作った梅干しは、土用干し後も要冷蔵です。
せっかく保存食を作るのだから常温保存したい、とか、でも塩辛すぎるのはちょっと、とか。
毎年悩み、今年も梅を追熟させている間、まだ悩んでいました。
梅が黄熟した頃に、栗原はるみさんが去年インスタグラムで公開された梅干しレシピ↓を知りました。
塩分約12.5%、糖分(氷砂糖)約10%、焼酎使用、でした。
作った人達の記事を読むと、土用干し後は常温保存でいいみたいでした。
今年はこのレシピで、と思いました。
それで、近くのスーパーに氷砂糖と焼酎を買いに行ったのですが。
焼酎はアルコール度数が高いものは、ホワイトリカー1.8ℓしかなく。
結局、ワンカップみたいな220mlサイズの中で、アルコール度数が高い25度のものを買いました。
そして、栗原さんのレシピを参考にして、これまでと同じ袋漬けにしてみました。
材料
- 梅-------1kg
- 塩-------125g
- 氷砂糖--100g
- 焼酎-----1/4カップ
作り方
- 梅を洗ってヘタを取り、よく水分を切ります。
- 食品用ビニール袋に焼酎を入れ、口を握って軽く振ります。梅を入れて転がし、焼酎をなじませます。
- 塩と氷砂糖を入れ、袋を振ってよくなじませます。
- 全体をなるべく平らにし、袋の空気を抜いて口を結び、液漏れに備えてもう1枚のポリ袋に入れ、同様に口を結びます。
- 消毒した容器や受け皿に4を入れ、重し(梅の1〜1.5倍くらいの重さのもの)をのせて冷暗所に置きます。
- 1日に数回、袋をゆすって上下を返し、梅と塩、氷砂糖をよくなじませます。空気が出てきたら袋の口を開けて抜き、結び直します。2、3日して梅酢が十分に上がったら、重しをはずし、土用干しまで冷暗所で保存します。
漬け終えた後、ふと、部屋干ししてある紙切れが目に入りました。
買った梅の袋に入っていた、梅レシピの紙でした。
梅の湿気で紙がくっついて読みにくい状態になっていたので、干していたのでした。
そしてそこには、
焼酎(35度のもの)
の文字が…。
気になったのでネットで調べたところ、梅干しを作る時に殺菌目的で使う焼酎は、やはりアルコール度数35度のものみたいでした。
焼酎は、原酒を水で割って調整することでアルコール度数が決まるそうです。
35度未満の焼酎だとそれ自体の水分が、カビの原因になることがあるらしいです。
…知りませんでした…。
うろ覚えの、約15年前。
当時は焼酎を使って梅干しを作っていましたが、その時もワンカップサイズの焼酎を買ったような…。
運が良かっただけかもしれませんが、梅がカビた記憶はなく。
今回も、とりあえずこのまま様子を見ることにしました。
今のところ、梅酢もあがって、良い感じです。
ここで終わるはずが
ここで終わるはずだったのですが。
先週末に八百屋さんに行ったら、黄熟した南高梅が3割引になっていて。
そして、その八百屋さんの近くのスーパーには、アルコール度数35度のミニサイズのホワイトリカーが置いてあり。
結局、両方買ってしまい、同じレシピで漬けました。
先に漬けたのと、比較してみたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。