料理は苦手なほうなのですが、季節ものが好きです。旬野菜の炊き込みご飯はよく作ります。以前は料理本を参考にして、五目ご飯はこうする、たけのこご飯はああする、などと材料ごとに調味料の配合を変えて調味液を作っていました。
ある日、五目ご飯を作る時に調理料の代わりに白だしを入れてみたら、割と美味しいものができました。以後、豆ご飯、たけのこご飯、芋ご飯…と作ってみましたが、どれもいい感じでした。桜ご飯のように材料の香りと塩分が強いものには向きませんが、それ以外は白だし調味でうちでは良かったです。
今では、炊き込みご飯、茶碗蒸し、お吸い物、おでん、うどん、雑煮などを白だしだけで味付けするようになりました。10倍希釈(原液1:水9)タイプの原液を、炊き込みご飯の時は、米一合につき20ccくらいの割合で入れて炊いています。調味料入りの水に米を浸けると吸水が妨げられるようなので、白だし分だけ水量を減らして30分くらいおき、その後で加えています。
茶碗蒸し、お吸い物、おでん、うどんには、10倍に希釈したものを必要な液体分全量にしています。
おでんは関西風、うどんは讃岐うどん風になります。塩味が強めになり甘味が減るので、好みにもよりますが、うちでは好評です。調味について一々考えなくていいし、出汁がなくてもいいので、とても楽です。
ここ数年は、白崎裕子さんの本「秘密のストックレシピ」に載っている白だしレシピで作成しています。冷蔵で1ヶ月持つので便利です。この本には、簡単で日持ちするおかずの素みたいなレシピがたくさん載っているので、重宝します。
市販の10倍前後希釈タイプの白だしでも、大体同じように使えると思います。ヤマキやキッコーマンなどから出ています。
薄い時には後で原液をかけることもできるので、調節しやすいです。