新越ワークスのマッシャー
コロナ禍以降、親戚や知人と物の贈答が増えました。高齢の人に食品を送る時にこれを一緒に入れたところ、好評でした。
これは、新越ワークスのマッシャーです。うちではジャガイモを潰す時、つくねを作る時やビスケットでタルト台を作る時、果物でソースを作る時等に重宝しています。
小さいので食器に入っているかぼちゃの煮物や、骨のついていない魚の煮付けをそのまま潰すこともできます(器を割らないように注意が必要ですが)。
私の親戚や知人の高齢の人の中には、食べ物が飲み込みにくくなっている人が結構いて、スプーンで潰したり、ミキサーにかけたものを食べたりしていました。このマッシャーは、その代わりになるかもしれない…と思って送ってみたところ、便利だと喜ばれました。
仕様
- 柄の長さが約16.5㎝、潰す部分が約4.7㎝×4.3㎝です。
- 潰す部分に約6㎜の角穴が16個開いています。
- 柄は円筒状ではなく、両端が少し湾曲した板状です。上部がフック状になっています。
- ステンレス製で、継ぎ目がない一体成形です。
- 日本製です。
注意点
マッシャーを選ぶ時、私は洗いやすいものが良かったので、ステンレスで継ぎ目がないこの製品にしました。親戚、知人にも好評です。でも、皮膚が弱っている人や握力が衰えている人が頻繁に使うとしたら、板状の柄は少し握りにくく、痛く感じるかもしれません。別メーカーから柄が円筒状のものも出ています。
やわらか食の調理家電・ギフモのデリソフター
介護食は、市販品や宅配食にもあります。レトルトタイプのものには、噛む力や飲み込む力に合わせて柔らかさを数段階に調整したものもあります。
ただ…、私の親戚や知人は、家で作るほうに戻ることが多かったです。理由は、色々です。そして、戻したものの、負担感も感じているようでした。
なかなか難しい…と思っていたら、「デリソフター」というすごい「ケア家電」があることを知りました。
デリソフターは圧力鍋の原理を応用して、食品を見た目がそのままの「やわらか食」にする家電ということです。例えば、家で作った料理や市販の弁当などを、炊飯器のような形のデリソフターに入れてボタンを押すと、15分〜30分程度で、それぞれの形がほぼそのままに柔らかく出来上がるようです(肉などは「デリカッター」を数回使用してから入れるということです)。100種類の食品に対応しているそうです。
私が嚥下障害になったら、ぜひ使いたいです!
デリソフターを製造している「ギフモ」は、パナソニック発のベンチャー企業だそうです。創業メンバーの介護経験が、商品開発のきっかけになったとのことです。
価格は、税込で¥47300(2021年春の時点で)ということでした。
ギフモのサイトで資料請求ができます。
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