さくらんぼの種を簡単に取るには?
さくらんぼが美味しい季節になりました。
アメリカンチェリーだと値段もお手頃だし、お菓子にも使いやすいのですが、
以前は種をどうやって取るかで、すごく困っていました。
軸の付け根の所から小さめのスプーンでほじくり出したり、菜箸で下に押し出したりしていたのですが、コツがいるし、時間がかかります。
しかも、小さめのパイを焼くとしても、チェリーが150gくらい必要でした。
個数だと、30個くらい…。
大きいものの時は、さらに増えます。
何十回もこの作業を繰り返すのが、大変でした。
今は、「チェリーストーナー」という、さくらんぼの種取り器を使っています。
穴あけパンチやホチキスのように、はさんで押すだけで種が取れます。
大きさは14㎝×7㎝×2.3㎝くらいで、大きめのホチキスのような形です。
カバーをつけると、開いている部分が7㎝→4㎝くらいになります。
チェリーストーナーの使い方
写真のアメリカンチェリーは、軸・種つきの状態で160g、30個でした。
果汁が結構散るので、深めのボウルやエプロンなどを用意した方が便利です。
アメリカンチェリーをくぼみにセットします。
ホチキスの要領でハンドル部分を握ります。
種が下に落ちます。
30個くらいだと数分で終わります。すごく楽です。
チェリーストーナーの注意点
時々、下の果肉が一緒に取れてしまうことがあります。
その時は、底のほうの穴が大きめになります。
アルミ製です。
果物の酸で、使った後そのままにしていると錆が出る可能性があります。使用後はすぐに洗って、乾かしてから収納します。
うちのは今のところ錆は出ていなくて、毎年活躍してくれています。
チェリーストーナーの製造会社などについて
製造は、ドイツの調理道具メーカー、ウエストマークです。
ウエストマークは、オリーブの種取り器や、千切りピーラーなども製造しています。
うちにあるのは、10数年くらい前に製菓材料の実店舗でたまたま見つけて買ったものです。
値段はもう忘れてしまいましたが、「少し高いな〜。さくらんぼにしか使わないし…」と迷った記憶があります。
でも結局、毎年困っていたので買うことにしました。
以来10数年。とても便利で長持ちです。
最近は、国内メーカーの種取り器も見かけるようになりました。樹脂製のものが多いみたいです。錆の心配をしなくていい反面、割れたり着色したりしないのかなとも思います。
今回種を抜いたアメリカンチェリーは、ヨーグルトのクラフティにしました
今回種を取ったアメリカンチェリーは、ヨーグルトのクラフティにしました。
なかしましほさんのこちらのレシピ↓で、生クリームをヨーグルトに代えて作りました。
元レシピの概要は
長さ15〜20㎝の耐熱皿に、一口大に切った好きな果物150gを並べる。
卵2個と砂糖60gを泡立て器で混ぜ、薄力粉20g、生クリームと牛乳を好みの割合で計200mlの順に混ぜて器に濾し入れ、160℃のオーブンで40分湯煎焼きする。
というものです。
牛乳:ヨーグルト=1:1にしました。
ヨーグルトのせいか焼き色が淡め&チェリーの色が少し抜けてしまいました…。
でも冷やして食べると、さっぱりした感じで美味しかったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。