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突然、投資本を読むことに…

突然、投資の本(「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」中野晴啓 著)を読むことに…

突然、投資の本を読むことに…

今週のお題「読みたい本」


突然、投資の本を読むことになりました。

 

先月末に夫が突然、「6月中に、つみたてNISAを始めようと思う」と、言ったからです。

                                                                                 

最近、ヒヤッとした出来事があって、 “お金の勉強”をし始めた夫。

 

でも、「投資はリスクがあるから、しない」と、常々、言っていたのに…。

 

いきなりの方向転換。

しかも開始予定日が近すぎて、ビックリです。

 

それに…「つみたてNISA」って長期間積み立てるのだから、私達、アラ還世代には向いていないのでは?

…20年間積み立てたら、アラ80になりますよ…?

 

夫は何か勘違いをしているのでは?と心配になり、調べることにしました。

 

夫が直前に読んでいた「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」(中野晴啓 著)や、ネットの資産運用解説サイトを、私も読むことに。

 

「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」中野晴啓 著

「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」中野晴啓 著

それと、図書館で借りてきた「ハルメク」「ゆうゆう」など、中高年女性向け雑誌の、最近のバックナンバー数冊。

”お金とのつきあい方特集”がある号です。

 

この世代には私同様、投資に「危ない」印象を持っている人がかなりいるので、資産運用の記事があっても、かなり安全志向だろうと思いました。

なので、投資本を読んで、つい、ハマりそうになった場合に、冷静さを取り戻すのに役立つかも…と思いました。

 

投資はしないはずでした

 

過去、私達の周りには、株で人生が大きく暗転した人達がいました。

今から思えば、皆、投資ではなく、投機だったのかもしれません。

 

でも、そういうこともあって、投資には「怖い」というイメージがあり、他の人の話を読むだけにしておこうと思っていました。

きっかけは、退職したSさんのヒヤッとした出来事でした


夫がお金の勉強を始めたきっかけは、今春、定年退職したSさんの出来事でした。

 

退職前、「年金でやっていけるか不安だし、気乗りしないけど、勉強して投資を始めようと思う」と言っていたSさん。

 

ところが、退職後に会った時には、「投資はやっぱり、やめる!別案が見つかった」と、以下のような話を始めました。

「リスクがある投資は、心配性の自分には向いてない。

その代わりに、ネット銀行で定期預金を始めることにした。

今預けている銀行より、利息がずっと高い。

退職金を分割して、妻名義の定期預金口座も作れば、利息も2口座分になる。

投資ほどお金は増えないだろうけれど、元本割れの心配もないから安心だ。」

聞きながら、どこかで、こういう口座の作り方についての注意点を読んだ気がしていました。

でも、それが何についての注意だったのか思い出せず。

 

後になって調べてみると、それは贈与税についての注意でした。

 

夫婦間でお金を口座移動した場合、贈与税の対象になることがある、というものでした。

 

例外がいくつかあるらしい(例:年間110万円以内で、用途が生活や教育などの場合)けれど、お金の知識に乏しい私達には、その区別が難しい…。

 

夫が亡くなった場合には、「名義預金」として相続税の対象になることもあるとか…。

 

初めて知ることばかりでした。

 


そして、その贈与税の金額は?

 

ネットで調べてみたところ、国税庁贈与税の速算表というのがありました

No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)|国税庁

 

一般贈与財産と特例贈与財産によって税率が違います。

また、基礎控除額(110万円)差引後の課税価格でも税率や控除額が違います。

 

夫婦間贈与は一般贈与みたいなので、そちらで計算してみました。

500万円の贈与を受けた場合の贈与税は、53万円

↑【500万円−基礎控除額110万円=贈与税の課税価格390万円】の20%分(78万円)から控除額25万円を差し引いた金額

1,000万円の贈与を受けた場合の贈与税は、231万円

↑【1000万円−基礎控除額110万円=贈与税の課税価格890万円】の40%分(356万円)から控除額125万円を差し引いた金額

え?…と思うような、私にとっては高い金額でした。

計算、間違えたんでしょうか…?

こんなに税金を取られては、定期預金の利息が吹っ飛んでしまいます。

 

Sさんに連絡した方が良いかどうか、悩みました。

 

計算結果が正確かどうかはともかく、贈与税が高額なのはわかりました。

ただ、Sさんの場合、本当に贈与税がかかるのかどうか、私達には判断ができない…。

他人の資産運用に、あまり知識がないのに口出しするのは良くないのでは?

 

結局、数日後、Sさんに贈与税がかかるかもしれないと連絡した時には、すでに他の人からも指摘され、口座移動を取りやめることにしていました。

 

この出来事の後、夫は、「Sさんの件は怖すぎる!お金の勉強、することにする」と言ったのですが…。

 

まさか、1か月程度で投資を始める気になるとは。

6月半ば現在の、私の読書進行状況と感想

 

6月半ば現在。

上述の本、「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」を、私はまだ読み終えていません…。

今、3/4あたり。私は読むのが遅いのです。

 

今の時点での感想は、以下のようなものです。

  • お金の知識が皆無の私にも、わかりやすく説明してあると思いました。

 

  • 投資を煽るような感じがなく、地道な方法や注意点なども紹介されています。安全志向の夫が好印象を持ち、つみたてNISAを始めてみようとするのも、わかる気がしました。

 

  • リスクが少ない投資もあると分かったものの、リスクゼロではありません。毎年40万円を20年積み立てると、800万円。20年後、私と夫はアラ80になることを考えると、年齢的には微妙な選択だという気が、私はまだします。

終わりに

 

金融庁のサイトに、資産運用シミュレーションというのがありました

 www.fsa.go.jp

 

20年の積み立てはムリで10年だとしても、定期預金よりは増える予想です。

ただ…、予想通りになるか、保証はありません。

 

6月中につみたてNISAを始めるという夫の計画は、性急すぎると思っていましたが、これは証券会社のキャンペーン期限の関係だったようです。

 

私が「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」を読み始めてすぐに、著者の中野晴啓さんセゾン投信の会長を解任されるというニュースがありました。

親会社との販売方針の相違が原因とか。

 

…色々と、予測がつかないお金の世界。

 

本を読み始める前とは別の意味で、怖いとも思いました。

 

 

ジャガイモなら、植えて100日で収穫なんだけど…

桃や栗みたいに、年数がかかるのもあるよ…

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

アジサイ

アジサイ

 

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