困りもん暮らしメモ

困りごとだらけの困りもんです

MENU

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

家事、こじらせ中です

 

家事、こじらせ中です

家事、こじらせ中です


数年前まで私は、家事に要望や指摘が多い人がそばにいる暮らしをしていました。そういう状態が長く続いたある日、「もう要望や指摘をする側にも、それに対応する側にもなりたくない」と思ってしまいました。でも一旦そう思ってしまうと、何か物を買ったり、外で食事をしたりする時にも、何か穏やかな気持ちではいられなくなり、一時期はかなり無理をして、あれこれと自作をしていました。家事的なものが増えすぎて、暮らし全体を圧迫するような状態になり、さすがにまずい…、と感じるようになったのですが、まだ迷走中です。家事に目を向けるから、つい増やしてしまって苦しくなるのかなと思います。一方で、自分に無理な量でなければ、生活のあれこれを取り敢えず自分ですることで、むしろ楽になるような気もします。適当力、みたいなものを身につけたいです。

 

家事こじらせ中に、読んで良かった本

物事を順序立てて考えるのが苦手で、いつも行き当たりばったりです。家事、特に料理が一番そうではないかと思うのですが、段取りやタイミング、同時並行の作業などをスムーズに行わないと、あっさり行き詰まってしまいます。外で働いている時、ここまで困ったことがなかったのですが、何故なのでしょうか…。煩雑さがある程度カットされているからでしょうか? 家事には「臨機応変」が必要なことが多く、それが私は苦手です。なんとかしたくて、本を読んでみることもありました。

 

家事本を読んでみたり、テレビの家事番組を見てみたりしたのですが、なんだか自分の悩みの解決には至りませんでした…。私の場合、

  • 段取りが一番苦手なので、個々の家事のやり方よりは、作業を習慣化するためのルールのようなものを知りたかった
  • 掃除が苦手です。ハタキかけが面倒なので、物をどこかに「隠す収納」希望です。でも、「見せる収納」に比べて意外とそういう情報が少ない…。
  • 「ていねいな暮らし」は自分には到底出来そうにないので、「ぼちぼちな暮らし」(?)を目指したかったです。でも、そういうのって絵にならないからか、あまり紹介されていない…

と、紹介されている情報と自分の求めている情報がずれているから、参考にできなかったようでした。そんな中、以下の本は色々と参考になり、ありがたかったです。

 

「考えない台所」 高木ゑみ(著)  サンクチュアリ出版

「台所しごとが苦痛」の人におすすめの一冊

家事の中でも、台所仕事に特化した本です。「台所しごとは終わりのない苦行と、思っていませんか?」「一日一時間、自由になれる!」というキャッチコピーが、私にはものすごくリアルに感じられました。台所に立つ前の「マインド編」から始まって、買い物、調理、片付けなどのルールが、コンパクトにわかりやすくまとめられています。食器用洗剤の入れ物など、なかなか自分では思いつけないもので、目からウロコでした。また、著者が「見えるところに、ものは置かない」派の方だったので、「収納・片付け編」がとても参考になりました。台所しごとが苦手な方や、慣れていない方におすすめの本です。

 

「クロワッサン特別編集[最新版]女性目線で備える防災BOOK」マガジンハウスムック 2017/3/10

整理収納ガイドとしてもおすすめの防災ムック

名前の通り、防災特集のムックなのですが、整理収納やストック食品・日用品の買い物ガイドとしても、おすすめの一冊です。写真が豊富で、家の間取りや家具の配置図まで載っているものもあるので、美しいだけではなく防災にも役立つ整理整頓方法が分かります。私は物を全部しまっておきたいほうだったのですが、しまったはずの棚の中は、ゴチャゴチャでした…。なので、棚の中の整理方法やストックの適量の判断目安が、写真で分かりやすく説明されているのがとても助かりました。地震の揺れに強い食器の重ね方や、ヘアゴムの意外な使い方など、すぐに実行できそうなアイデアも色々と載っています。

 

「自律神経が整う時間コントロール術」小林弘幸(著) 小学館

家事にも役立つ自律神経の本

「時間に振り回されていませんか?」「人生が開ける“時間の片付け”とは?」という帯の言葉に惹かれて読んだ本です。会社などに勤務するビジネスパーソンを想定して書かれた本ですが、自営業の方や主婦(夫)、学生の方にも参考になりそうな内容です。生体リズムに沿って物事が運べるように、時間をコントロールしていく方法が、具体例を挙げながら分かりやすく解説されています。片付け・整理収納と自律神経との関係について、書かれてある箇所があります。ごちゃごちゃした机の上を見た時の精神状態は、「小さな怒り」に似た状態とのことで、身につまされます。じゃあ、徹底的に片付けをしたほうが良いのかというと、そういう訳でもなく、「ほどほどの目安」が提案されているところも助かります。