夫の声枯れ・その後、副鼻腔炎と診断されました
去年の秋頃から、夫の咳と声枯れが続いていました↓。
1月に、夫の声枯れを記事にした際には、お見舞いのコメントをたくさんいただき、ありがとうございました。
その後、夫は耳鼻咽喉科で再検査を受け、「副鼻腔炎」と診断されました。
前の薬より強めのものが処方され、その効果もあって、今は声枯れの症状は、ほぼなくなりました。
声が枯れる原因が鼻にあるの?と、意外な気がしましたが、説明を受けると、納得する面がありました。
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎は、鼻の周囲にある副鼻腔という空洞の粘膜に炎症が起きることで発症する病気です。
副鼻腔は左右にそれぞれ4対、合計8個あり(上図には表示されていませんが、鼻の奥に「蝶形骨洞」もあります)、「自然口」と呼ばれる通り道で鼻の中と繋がっています。
風邪などのウイルスや細菌感染、アレルギーなどによって炎症が起きると、鼻の中の粘膜が腫れたり、ドロドロした鼻水が出たりします。
そして、粘膜の腫れや鼻水によって自然口がふさがると、副鼻腔から分泌物や鼻水を排出できなくなり、鼻水や膿が溜まります。
発症から4週間以内の場合は「急性副鼻腔炎」、3か月以上続く場合は「慢性副鼻腔炎」と診断されます。
副鼻腔炎で、なぜ声枯れの症状が起きるの?
声が枯れている原因が、なぜ鼻にあるの?と、思ったのですが、
粘り気のある鼻水が喉のほうに落ちてきて、痰として声帯に絡む
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痰切りを繰り返すことで声帯に負担がかかる
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声帯に炎症が起きて腫れた状態になり、声枯れが起きる
という説明でした。
処方された薬について
副鼻腔炎と診断されてから処方された薬の一部は、花粉症の時に処方される薬と同じものでした。
結果的に、夫は早めの時期から花粉症の薬を飲み始めたことになり、そのせいか、“10年に1度レベルの大量飛散”と言われる今春、あまりひどくならずに済んでいます。
花粉の季節になり、私にも似たような症状が…
私は花粉症は、例年は“時々、目が痒いことがある”程度でした。
でも、大量飛散の今年はしっかり鼻にもきて、鼻水・くしゃみが頻繁に出ました。
いつの間にか、声がかすれるようになり、“これは、私も副鼻腔炎になるんだろうか…”と思いましたが、幸い、その後治ってきました。
副鼻腔炎にかかる人は増えているそうなので、気をつけたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。