「なんちゃって永田農法」でベランダ菜園をしています。万年初心者です。
先月、鉢植えにしたジャガイモの芽が出ました。植えて15日目でした。
植えた途端に荒れた天気の日が続き心配していたので、ほっとしました。今は、こんな風です。
このジャガイモ、「タワラヨーデル」という品種です。実店舗で販売していた種芋の中で一番小ぶりで、これなら切らずに植えられそうという理由で購入したのですが…。後でネットで調べたら、品種についての解説以外に、育種した俵正彦さんについての長い記事が沢山ありました。
要約するのが私には難しいのですが…長崎県の名門農家に生まれた正彦さんは、小学生の頃から父親の代わりに農作業に従事。アメリカでの農業研修から帰国後は、日本の風土にあった品種開発に取り組み、個人で「タワラムラサキ」「タワラヨーデル」「グラウンドペチカ(通称デストロイヤー)」など10品種を開発・登録(日本のジャガイモの品種のほとんどが、公的機関で時間と費用をかけて開発されたものなので、これは異例なことだそうです)。ただ、立て続けの身内の不幸や、育苗業者や行政との衝突などもあり、2018年にお亡くなりの頃には経営は厳しい状況だったようです。
なんだか連続ドラマを見るような…などと思っているうちに、
つい、もう1個植えてしまい(バラ買いできなかったので、まだ種芋が残っているのです)…
そちらも芽が出ました。
先に植えた鉢よりも、丈が低いプランターです。
五寸人参はこのプランターでも割とうまく育ってくれましたが、ジャガイモを植えるには小さすぎます…1ヶ月後くらいに困りそうな気も。不安です。