ほとんど全てのコンテナに防虫ネットを被せたのですが…
「なんちゃって永田農法」で、ベランダ菜園をしています。万年初心者です。
年々、虫被害が増えたので、去年の秋から防虫ネットを使い始めました。
目合い(目の細かさ)が1㎜で、銀色のテープが光るようになっていました。
虫が増える今春からは、プチトマト以外のコンテナ全てにかけたのですが…、一長一短でした。
防虫ネットの長所
虫被害は大幅に減りました
目合が1㎜だと、アブラムシやアザミウマは通れるらしいので心配していましたが、今のところ虫被害が大幅に減りました。
例年、今の季節の野菜には、虫がくっついているか、齧った跡があることが多かったので、軽く洗うだけで食べられるのは嬉しかったです。
イチゴの実の土つき防止に便利でした
先月、低温の日が多かったからか、イチゴの茎が短く、実が土についてしまいました。
そのままにしていたところ、土との接触面がふやけたり、カビたりしてしまいました。
それで、防虫ネットを切って実の下に敷いて地面から浮かせたところ、ふやけたりカビたりしなくなりました。端を洗濯バサミで鉢に留めています。
防虫ネットの短所
野菜の生理障害の一因に?
メッシュ状なのですが、カバーをかけることで遮光&多湿気味になっていたような気がします。
加えて、今月、先月とも日照不足&雨多めだったので、生理障害になる苗もありました。
また、コケが生えやすいです。
コストが高くなる
コンテナごとにかけると、割高感があります。
隙間があると、虫が侵入する可能性が
防虫ネットとコンテナの間に大きめの隙間があったミツバは、青虫に侵入されて葉先だけなくなってしまいました。
幸い、ミツバだったので、また生えてきましたが…。
切った所からほつれ糸が出やすい
切りっぱなしで使っていたところ、やたらとほつれ糸が出てきて片付けに追われました。
防虫ネット・使ってみての感想
…一長一短のように感じました。
虫被害を避けるために防虫ネットを使うか、生理障害やほつれ糸の始末を避けるために使用を止めるか…悩ましかったです。
結局、去年は収穫どころか、本葉が少し出たあたりで丸坊主にされたりしたことを思い出し、被せて虫を防ぐことを優先しました。
防虫ネット・短所を解消するには?
天気に合わせて場所移動
生理障害を軽減するため、天気に合わせてなるべく日当たりと風通しが良い場所に移動しました。
洗濯物をかなり犠牲にしています…。
ほつれ糸の軽減
チューブ状や袋状の防虫ネットも市販されているのですが、うちで主に使っているコンテナには大きすぎました。
端をライターで炙るのは範囲が広く面倒そう、ホッチキスで止めると錆びそう…ということで、縫うことにしました。
家にあった普通のポリエステル糸を使って、ミシンで縫いました。
防虫ネットを大雑把にコンテナの大きさにカットして、端は三つ折りで直線縫い、袋部分は「袋縫い」という方法で縫うと、あまり糸もたくさん使わずに済み、ほつれ糸も出なくなりました。
ただ…、裁断する時にほつれ糸がたくさん出るし、1個1個のコンテナごとに、ここまでする必要があるんだろうか?という気もします…。
もっと簡単な方法はないものか、と思います…。
なんか、どんどん面倒なことに・・・
うん・・・なぜか、いつもこうなるよ、私・・・
ご覧いただき、ありがとうございました。