防災用に買い置きしているアルファ米セットの一つが賞味期限が近づいてきたので、食べることにしました。
アルファ米は加熱する必要がなく、お湯か水を入れてかき混ぜて待つだけでご飯が出来上がります。常温で長期保存できます。
今回、お湯と水で作って比較してみました。
アルファーの「非常食安心セット16食入り」
写真は、約5年前に買ったアルファー食品株式会社の「非常食安心セット16食入り」です。ここのは、普通のご飯にかなり近いです。
白飯・五目ご飯・山菜おこわ・梅がゆ各4食のセットです。製造日から5年持ちます。
アルファ米「安心米」の作り方
開封したら袋の底を広げて立たせます。
脱酸素剤とスプーンを取り出します。水またはお湯を注水線まで注ぎます。
スプーンでかき混ぜてチャックを閉じ、パックに表示された時間待てば出来上がります。
待ち時間の目安
白飯、五目ご飯 お湯→15分
水 →60分
山菜おこわ お湯→20分
水 →60分
梅がゆ お湯→5分
水 →40分
お湯と水で作って比較
白飯
お湯
水
-
寒い季節には、お湯で作ったほうが温かくて食べやすいです。かなり普通の白飯に近い感じです。水だと少し固めの冷やご飯のような感じですが、充分食べられます。水を少し追加して、おいておくと少し柔らかくなります。
- 写真の茶碗は直径約12㎝×高さ約7㎝、小さめです。1パック分全量を茶碗に入れましたが、量的には私だと1.5〜2食分かなと思います。被災した時には、茶碗に移すよりも袋のまま食べた方が、洗い物が少なくなります。
五目ご飯
お湯
水
-
五目ご飯も、温かいほうが食べやすいですが、水でも充分食べることができます。
-
味はしっかりめです。お湯だと、普通の五目ご飯にかなり近い味だと感じます。水だと、少し固めの冷たい五目ご飯という感じです。多めに水を入れて、少し長めの時間置いておくと柔らかくなります。
山菜おこわ
お湯
水
- 山菜おこわも、温かい方が食べやすいですが、水でも充分食べることができます。
- お湯の時の待ち時間が白米・五目ご飯より5分長いです。
- 味はしっかりめです。お湯だと、普通の山菜おこわにかなり近い味だと感じます。水だと、少し固めの冷たい山菜おこわという感じです。多めに水を入れて、少し長めの時間置いておくと柔らかくなります。
梅がゆ
お湯
水
- 袋の中に「梅の具」のパックが入っているので、脱酸素剤やスプーンと一緒に取り出します。食べる時にふりかけて混ぜます。
- おかゆは、お湯を入れて規定時間後すぐに食べると、少し固いなと感じました。「おかゆ」なので、柔らかいものを期待してしまうので微妙です。水だと更に固めです。どちらも、お湯か水を多めに入れて長めの時間置いておくと、柔らかくなります。
- お湯だと5分、水でも40分と、他のアルファ米より早くできます。
- おかゆとしては固い気がするので微妙なのですが、被災した時に体調不良になることもありそうな気がするので、あった方がいいような気もします。普通のレトルトパックのおかゆやドリンクゼリーはアルファ米ほど賞味期限が長くないですし、被災時に食品の買い出しや加熱調理ができないかもしれないので。
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以前は、アルファ米の買い置きはしていませんでした。防災食は、開封したらすぐ食べられるものばかりにしていました。でも、東日本大震災の時も去年の緊急事態宣言の頃にも、かなり長い間買い物がしにくかったです。それで、ご飯のストックもしておいた方がいいような気がして定期的に購入するようになりました。軽量でかさばらないところもいいです。