エアコンクリーニングを、メーカー(パナソニック)に依頼しました。
エアコンクリーニングをメーカーに依頼した理由
メーカーのエアコンクリーニング代は割高なので、最初は点検だけ依頼する予定でした。
うちには、古いエアコンが2台あります。
2台目:私物。約16年前の製造(社名が「パナソニック」になる前の「ナショナル」製)。おそうじロボットタイプ↓。
補修部品が調達できなくなるかもしれないので、5、6年くらい前から点検してもらった方がいいような気がしていました。
でも、コロナ禍になり、約3年先延ばしに。
ようやくコロナが落ち着いてきたようなので、依頼することにしました。
まず、備品扱いのエアコンについて、団地の管理業者に問い合わせました。
でも、点検は行なっていないとのことだったので、私物のエアコンと一緒にパナソニックに依頼することにしました。
パナソニック製品は、先にクラブパナソニックに登録しておくと便利
パナソニック製品の修理依頼は、先に「クラブパナソニック」というサイトで会員登録(無料)や製品登録をしておくと、出張修理日時の指定がネットでできるので、待ち時間が長い電話より楽です↓。
古いエアコンは、メーカーでも断られることが
ただ、うちにあるエアコンの1台は「ナショナル」製…。
その古いエアコンも点検してもらえるかどうかは、電話で訊いてみることにしました。
問い合わせてわかったのは、
- ナショナル製の私物エアコンは、もう部品の在庫がないので、点検ができない
- 団地備品のエアコンも、今年で部品の保管期限
ということでした。
今のところ、2台とも問題なく使えているものの、今後は故障したら修理ではなく、買い替えることになりそうでした。
特に、主に使っている備品のエアコンが故障した場合が気になりました。
経年劣化で壊れたら、(多分)修理や買い替え費用は負担しなくて済むものの、すぐに対応してもらえるかどうか?
また、2台とも壊れた場合、希望製品がすぐに買えたり、取り付けてもらえたりするかどうか?
色々と心配になり、結局、修理できるのも今年で最後になりそうなので、点検以外に本体クリーニングや室外機清掃もしてもらうことにしました。
パナソニックに依頼すると、
- エアコン本体クリーニング:¥24,200(壁掛け・お掃除ロボットなしの場合)
- 室外機ドライクリーニング:¥3,850
で、掃除業者に比べて本体クリーニング代がかなり高く感じます。
ただ、クリーニング内容に分解洗浄も含まれています。
分解洗浄コースは清掃業者でも同程度の価格のところが結構あったので、仕方がないかなと思いました。
予約時に、以下のようなことを伝えられました。
- 室外機は、当日訪問する担当者が判断してお断りする可能性がある(設置状況などの関係で)
- 訪問時間は、当日朝に担当者からの電話で決定。
あと、以下のようなことについて聞かれました。
- 支払いはクレジットカード払いか、現金払い(後日送付の振り込み用紙で支払い)か
- エアコン本体の周りに1mほどの空き空間があるかどうか
- 駐車場の有無
エアコンクリーニング、当日の様子
朝9時半頃に電話があり、訪問は午後2時からになりました。
コロナが多少気になったので、窓は少し開け、マスクは着用しました。
訪問技術者さんは3人。
その人数と荷物の多さに少し驚きました。
天井吊り下げタイプの室外機の清掃は、断られました。
室内の動かせる家具は全て別の部屋に移動していましたが、レースカーテンも外して脇に寄せられ、養生マットが部屋いっぱいくらいに敷かれました↓。
うちはベランダに水道がないので、団地の指定業者さん以外の時は、台所や浴室の水道を使うのですが、今回は使用されませんでした。
大きな水タンク持参で、高圧洗浄後の廃液は、別のタンクに溜めて持ち帰られました。
うちはエアコンをあまり使わないからか、排水は、ほとんど透明でした。
ほっとするような、残念なような…。
外した部品の洗浄などは、ベランダではなく、外廊下でされました。
エアコンを元の状態に戻して点検・動作確認後、結果について説明がありました。
今のところ異常はないとのことでした。
「進呈品」と書かれたエアコン掃除用ワイパーをもらいましたが、会員登録していたからか、室外機清掃がキャンセルになったからか、理由は不明です。
代金は、室外機がキャンセルになったので、室内機分だけの¥24,200でした。
終了まで約3時間かかりました。
メーカーのエアコンクリーニングの感想
高いし時間がかかるけれども、メーカーさんだけあって、作業が丁寧で点検も安心感がありました。
古いエアコン、使い続けたいけれど…
今回、製造11年目のエアコンの部品の保管が今年で期限と分かった時、
もっと長く保管してくれたらいいのに‥と思いました。
最初に買ったエアコン(三菱)も16年以上使えたし、部品があれば修理してもらえるのに、と思ったのです。
でも今回、2台のエアコンの製造年月日を確認しようとしたところ、団地備品のエアコンは、本体に「2012年製」と明記されていました。
取扱説明書には
【設計上の標準使用期間】10年 設計上の標準使用期間を超えてお使いいただいた場合は、経年劣化による発火・怪我などの事故に至るおそれがあります。」
という記載がありました。
一方、2007年購入の私物エアコンの方は、品番末尾の数字が製造年を表すということで推測するだけ。
取扱説明書に【設計上の標準使用期間】についての記載もありませんでした。
この違いは、経年劣化による事故が多い製品について、2009年から「長期使用製品安全表示制度」が義務化されたからでした。
火災事故も発生しているので↓、古いエアコンを使い続ける時には注意が必要ですね。
11歳〜16歳って人間なら子どもだけど、エアコンならお年寄りなんだね・・
人と比べてもね・・
ご覧いただき、ありがとうございました。